近視とは?
近視とは眼に入る光線が網膜の手前で結像する状態です。
そのため近くのモノははっきりと見える一方、遠くのモノはぼやけて見えます。
近視になる原因は?
近視の原因についてはよく分かっていませんが、大きく分けて遺伝要因と環境要因が考えられます。
近くを見る作業に熱中しても、近視になる子とならない子がいます。
最近近視の子供が増えている要因としてパソコンやスマホなどで眼を使い過ぎることや、ゲームや動画など外で遊ばなくなったことなどが言われています。
近視の進行を抑制する可能性のある方法
「低濃度アトロピン点眼」
お子様が近視でお悩みの方へ
近視の進行を抑える目薬をご存知ですか?
近視の進行を抑えるために、いくつかの試みが報告されています。
当院では、低濃度アトロピン0.01点眼薬を一日一回点眼することによって、近視の進行を抑制する治療を行っております。
シンガポール国立大学の臨床試験で、0.01%アトロピンの近視抑制効果が証明されました。
Ophthalmology 2012;119(2):347-54
このようなお子様におすすめです
軽度または中等度の近視の方
6歳~12歳の学童の方
2ヶ月毎に来院し、診察・検査を受けましょう。
詳しくは、当院受付、もしくは医師までお問い合わせください。
オルソケラトロジーとは?
角膜矯正により視力補正する治療法という意味のオルソケラトロジーレンズは、角膜の中央部を平坦化させることによって近視を矯正するコンタクトレンズです。
分類として角膜矯正用コンタクトレンズになります。
一般的なコンタクトレンズは「視力補正用コンタクトレンズ」になります。
新しい近視矯正法「オルソケラトロジー」
~睡眠中にしっかり近視矯正 日中は裸眼でくっきり視界~
オルソケラトロジーとは、角膜形状を矯正するハードコンタクトレンズを寝るときだけ装着して日中の裸眼視力の改善を行う、新しい近視矯正法です。
レンズはひとりひとりオーダーメイドで寝る前につけて、朝はずします。
オルソケラトロジーは、学童期のお子様にもおすすめです。
こんな方におすすめ
日中のコンタクトや眼鏡の装着に抵抗がある
乾き目や花粉症などでコンタクトの装用が困難
激しいスポーツやウォータースポーツをする
レーシックなどの屈折矯正手術に不安がある
●夜間に親の監視下でのみ、レンズを装着すればよいので安心です。
●装用をやめれば元の眼(近視の状態)に戻りますので、いつでもやめることができます。
●更に、オルソケラトロジーでは近視の進行を抑制する効果が期待されています。
本治療は自由診療になります。
本契約前に適応検査+2週間のお試し装用が可能です。
注意事項、よくあるご質問など詳細についてはPDFリンクをご覧ください。
オルソケラトロジー使用方法
STEP1.寝る前にレンズを装用
通常のコンタクトレンズとは違い就寝時にレンズを装用します。
STEP2.寝ている間に矯正
寝ている間に角膜を矯正して視力改善をおこないます。
STEP3.日中は裸眼で生活
レンズをはずしても角膜形状が保たれます。
お気軽にお問い合わせください。072-622-1132受付時間 9:30-18:00
[ 土曜午後・木曜・日祝除く ]