ものもらい

(麦粒腫・霰粒腫)

いわゆるめばちこです。
まぶたのふちからは眼が乾かないように脂がでており、脂がでる腺を脂腺といいます。
麦粒腫とは脂腺にばい菌が入って感染を起こし急激に腫れて赤く痛くなった状態です。
抗生剤の点眼と内服で治療しますが、なかなか感染が治まらず、膿が白くみえる(膿点といいます)場合は針でついて膿を出すこともあります。

上眼瞼のふちにめばちこが見られます

また、脂腺の出口が何らかの原因で閉塞(マイボーム腺梗塞)しておりそこに感染した場合は化膿性霰粒腫とも呼ばれます。
また感染が落ち着いた後もしこりが残ることがあり、それを霰粒腫といいます。
霰粒腫は徐々に吸収し触れてもわからないくらい小さくなっていくことが多いですが、年単位で時間がかかる場合もあり、病状によっては手術で内容物を掻き出して治療することもあります。
1%以下の確率ですが脂腺癌という癌の場合もありますので取れた組織を病理検査に出して悪性の細胞がないか検査します。
特に高齢者の霰粒腫や再発する霰粒腫には注意が必要です。

 

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眼科一般

当院では結膜炎・ドライアイ・白内障・緑内障・コンタクトレンズ/眼鏡処方など  
※オルソケラトロジー、低濃度アトロピン点眼にて近視進行の抑制も行っています。
詳細については、●オルソケラトロジー>> ●近視進行の抑制治療>>よりご確認ください。
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