加齢黄斑変性

主に加齢、紫外線や喫煙などの酸化ストレスが原因といわれ、視力に重要な黄斑(おうはん)の近くに脈絡膜という血流の豊富な層が由来の新生血管が生じて、またそこから出血して、歪んで見えたり見たいところが暗点となったりし視力が低下します。
生活に必要な中心部が見にくくなるため、生活に支障が出ることが多いです。
いくつかのタイプがあり、造影検査や光干渉断層計(OCT)と呼ばれる網膜などの断層写真をとる器械で病巣の範囲や勢いを判定し、治療をします。

黄斑部に線維性組織と周辺に網膜下出血が見られます

治療は、抗VEGF抗体とよばれる薬剤を硝子体注射したり、光線力学的療法(PDT)といわれる特殊なレーザーを射ったり、病状によっては手術が必要となります。
注射は効果が高いですがかなり薬価が高額であり、治癒することはない疾患のため状況に応じて何度も注射する必要があります。
両眼に発症することも多く、症状のある眼と反対側の眼の経過観察も重要であり定期的な診察が必要です。

 

どんな些細な症状でもお話しください
眼科一般

当院では結膜炎・ドライアイ・白内障・緑内障・コンタクトレンズ/眼鏡処方など  
※オルソケラトロジー、低濃度アトロピン点眼にて近視進行の抑制も行っています。
詳細については、●オルソケラトロジー>> ●近視進行の抑制治療>>よりご確認ください。
目のことでお悩みがある場合や手術に関する疑問などございましたら、お気軽にご相談ください。

その他の病気はこちら

 

お気軽にお問い合わせください。072-622-1132受付時間 9:30-18:00
[ 土曜午後・木曜・日祝除く ]